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雲台購入検討の際に part2

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雲台検討のつづき。

たくさんある雲台の中で何を重視するか。
どれも素晴らしい出来だと思うのですがクチコミも少ない為、よく分からない。
しかも価格が高い!慎重に考えねば!

基準をアルカスイスZ1にしてみました。

ARCA SWISS 
クチコミも多く評判はかなり良い様です。日本でも販売していますが価格は高い。
B&Hで個人輸入すれば日本で買うよりは安く買えます。
雲台はZ1にしてクランプとプレートを他メーカー(RRSやKIRK)にしている方が多い様です。

Z1クイックのスペック
高さ:105mm
重量:690g
耐荷重:59kg
ボール径:50mm

Really Right Stuff(RRS) 
評判は良い様ですが、アメリカにあるメーカーからの直販しかないので
ちょっと不安。それにちょっと重いかも。(BH-55で検討していたので)
クランプやプレートは雲台本体以上に評判が良さそうです。

BH-55のスペック
高さ:94mm
重量:862g
耐荷重:24kg
ボール径:55mm

BH-40のスペック
高さ:76mm
重量:519g
耐荷重:8kg
ボール径:40mm

■KIRK 
こちらもアメリカのメーカーですが、日本では代理店(スタジオjin)があるので購入についての安心感はありますね。
でも、こちらもちょっと重い。
プレートはRRS(Really Right Stuff)と互換性も高く評判も良い様です。

BH-1のスペック
高さ:120mm
重量:839g
耐荷重:22.5kg
ボール径:54mm

PHOTO CLAM
こちらも日本で購入する事が出来ます。Markinsと同様、韓国メーカーです。
ただ、種類が少ない。
耐荷重は申し分ないけど、雲台のボール径が小さいかも? でも安い。

PC-33Nのスペック
高さ:87mm
重量:310g
耐荷重:30kg
ボール径:33mm

BENRO
こちらはヨドバシなんかでも取り扱っていますね。
種類も豊富で価格も他より安い。持ち運び用に三脚とセットで購入されている方が多そうです。
こちらは中国のメーカーになります。
ちなみにBENROのニセ物も出回っている?という事をネットで見かけました。

B3のスペック
高さ:110mm
重量:600g
耐荷重:30kg
ボール径:54mm

B2のスペック
高さ:100mm
重量:460g
耐荷重:20kg
ボール径:44mm

Markins
こちらは韓国のメーカー。
日本での販売も始まりましたので購入の安心感があります。ホームページはこちら
(でも韓国からの個人輸入扱いになる様です)
評判もかなり良く、アルカスイスに迫るほどの様です。
特にジッツオのトラベラー三脚にMarkinsの雲台(Q3 Traveler)を付けている方が多い様ですね。

Q20のスペック
高さ:102mm
重量:555g
耐荷重:50kg
ボール径:48mm

Q10のスペック
高さ:98mm
重量:490g
耐荷重:45kg
ボール径:44mm


以上になります。

耐荷重は各メーカーの基準が違うと思うのであまりアテに出来ないかな?(目安にはなりますが)
ボール径の大きい方が重いレンズを載せた時の安定感に繋がります。
特にカメラを大きく傾けて撮影する際に違いが出て来るのでは?と思います。(たぶん)

これらの雲台を消去法で絞った結果、Markinsで検討する事に。
やっぱり実際に使われている方のクチコミも多く、評判はかなり良かった事。
価格はちょっと高いけど、アルカスイスよりはかなり安かった事。
しかも日本で購入する事が出来る事。
これらの点でMarkinsにする事にしました。


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今日は雪ですよ〜。なのでお家から一歩も出ず。久しぶりにnico(にこ)を被写体に。




さてさて雲台をMarkinsにしたのは良いけど、どれにしようかな?

私の現在の機材ではQ10で十分だと思われます。
将来に200mm以上の望遠を買う事はあるかな?重量のあるレンズを買う事はあるかな?
・・・分からない。
でももしかすると300mmや400mmまでは買う可能性が出て来るかも。
場合によっては便利ズームのシグマ50-500なんかも視野に入るかも。

でもQ20にすると購入を検討している三脚(2型クラス)には頭デッカチになるのでは?
本当に超望遠なんて買うの?いつも将来の事を考えて余裕を見て買う事で失敗している気がするよ。(笑)

かも、かも、でも、でも、と考えるとあっち行ったり、こっち行ったり。
優柔不断男なのです。(爆)

次に考えなくてはいけないのがクランプの種類。

クランプには2種類あります。
1つは Lever-Releaseクランプ、もう1つはScrew-Knobクランプ。

Lever-Releaseはカメラの脱着をレバーで開け締めして行います。
なのでカメラの脱着が素早く出来ます。
ただ、クランプに合うプレート(カメラの底に付けてクランプと噛み合わせる板)を選びます。
互換性のあるアルカ型クイックシューとはいえ、各社で幅が違う為に奇麗に噛み合ない事があります。
(幅が合っても上手く噛み合ないケースもある様です)
その為、プレートとクランプを同一メーカーで揃えるのがベスト。
クランプ側を調整する事である程度は互換性が持てる様ですが、色々なメーカーのプレートを
持っている方はその都度調整する必要があるので面倒だと思います。
(アルカスイスとRRSとKIRKは互換性がある様なのでレバー式でも大丈夫かも)

Screw-Knobはカメラの脱着をノブをくるくる回す事で行います。万力と同じ要領ですね。
脱着するのにくるくる回す回数が多くなるのでちょっと面倒かも?
(一部メーカーでは回す回数が少なくて済むものがあります)
Lever-Releaseの難点であったクランプとプレートが違うメーカーだった場合でも
固定する事が可能。互換性が高いです。
(締める力をノブの回す回数で微調整出来るので)


素早さを取るならレバー式、互換性を取るならノブ式ですね。
クランプやプレートで評判が良いメーカーがRRSやKIRK です。
双方とも種類が豊富。使われている方が非常に多いです。

もちろんMarkinsにもプレートもクランプもあり、クランプはレバー式、ノブ式のどちらも
雲台に取り付けられているものが売られているのでこれを買えば済む事。
でもクランプの操作性とプレートをカメラに取り付けた際の使い易さは未知数。
クチコミが見当たりません。

ちなみにMarkinsのノブ式クランプを使った場合のカメラの取り外しについて、
YouTubeに何回転でカメラを外せるかがupされていました。⇒こちら
これで見ると2回と1/4回転ですね。結構くるくる回す必要があるんだな〜。

ノブ式で少ない回転でカメラを取り外せるのはKIRKとBENROがある様です。
KIRKについてはこちらにも書かれている様に1/4回転でスライドして取り外せ、
1回転で上から完全に取り外せる様です。

Markinsのクランプで他に気になる点。
それは滑落防止のピン。
クランプの上にカメラ滑落を防止する為のピンがあるのですが、これがある為にカメラを外す際、
動画にupされている様に上から外す必要があります。
カメラをスライドさせて外す事が出来ない。
便利な面もありますが、私としては出来ればスライドさせて外したい。
(慣れれば何とも無いと思いますけどね。笑)
ノブ式のクランプを買ったとしても他社のプレートを付ける際に引っかかる可能性があるかも。
でも、Markinsのサイトにあるクチコミでは大丈夫と書かれていますね。

でも使い勝手の良いKIRKやRRSも非常に魅力的!(でもRRSは海外から直販)
雲台はMarkinsでクランプをKIRKにすれば良いのではないかな〜と。(^^)
Markinsにはクランプ無しの雲台も売っていますし。

しかし・・・


つづく

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by green_cafe0815 | 2010-12-23 20:43 | ニコラスケイジ