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雲台購入検討の際に

雲台購入検討の際に_f0163583_185643.jpg


今日はちょっと雲台について書いてみようかな。
今回、三脚を検討するに当たって雲台はそれほど考えていませんでした。

でもかなり重要なんですよね!奥が深いです。
耐荷重なんかも重要。
例え三脚の耐荷重が12kgあったとしても、雲台の耐荷重が2kgしかなければ全体の耐荷重は2kgに
なってしまうとの事。

さて、雲台って皆さんご存知だと思いますが、大きく分けて2種類ありますよね。
1つは3way雲台と呼ばれる3本の突起物(棒)を動かす事で角度なんかを個別に調整するやつですね。
もう1つは自由雲台。これはノブを緩める事でカメラを自由に動かす事が出来ます。


私はというと、あまり考えていなかったので今までと同じ3wayで検討。
風景を撮る上では3wayが操作しやすい(水平を取りやすい)かな、と思ったので。
それに自由雲台だとノブを緩めた際にカックンとカメラ(レンズ)が動いてしまうと思っていたので。

3wayの中である程度の耐荷重のものを選ぶと結構大きくて重い。仕方ないけど。
そんな中で評判が良いのはハスキー3D雲台!ヨドバシで触ってみたけどビシっと止まる。
今持っている三脚は構図を決めた後の最後のロックの際に微妙にズレる。
で、また再度構図を微調整してロック。
これが面倒。
という事でハスキー3Dに♪価格も思っていたより安い。

と早々と雲台を確定させてまた三脚を悩む事に。(この時には三脚はアルミも検討対象に)
でもよくよく考えるとハスキー3D雲台の重さは1.3kg
かなり重い。
三脚を軽くしたいと思っているのに雲台だけで1.3kgはちょっとキツイ。
三脚と雲台のセットで確実に3kgを超えてしまいそう。
頑張れる?私。(無理っぽい気が・・・)

で、再検討。
調べてみると自由雲台の評判も良さそう。
なんせ軽い。しかもカメラを固定するノブを緩めた時にレンズ(カメラ)がカックンと倒れるのを防止出来る!?

気持ちは自由雲台まっしぐらです。(笑)
そうなってからはまた調べまくりです。
なんせ雲台は全然分かりません。

三脚って「脚」と「雲台」はくっついているものだとデジイチを始めた頃は思っていましたしね。(笑)

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ここからは自由雲台について。

自由雲台に限らずですが、雲台って大きく分けてパーツが2種類に分かれます。
(もちろん実際はもっとたくさんのパーツに分かれます)
そんな事を全然知りませんでした。

調べているとパーツの名前が度々出てきます。
クランプ?プレート?Lプレート(Lブラケット)?何それ?

三脚と接続する土台となるパーツ、カメラと雲台を取り付ける為のパーツ。

この2種類のうち、カメラと雲台を取り付ける為のパーツも2種類に分かれます。
1つは雲台側に付いているパーツ。これがクランプになります。
クイックシューの三脚(雲台本体)側の台座の事ですね。

ではもう1つは?
それがプレートになります。(Lプレートもこれに属します)
カメラ側の台座になります。カメラの底の部分に取り付けるパーツですね。

大半の場合、土台(雲台本体)、クランプ、プレートは全てセットで販売している事が多いです。
ベルボンやスリックなどの日本メーカー製のクイックシュー(クランプ&プレート)は
メーカー専用設計が大半です。
なのでベルボンのものをスリックへ取り付ける事は出来ず、その逆も同じ。(だと思います)
(国内の雲台メーカーでは梅本製作所も有名ですし、評判も良いですね)

でも世界に目を向けると各メーカーで互換性があります。
よく言われるのが「アルカ型クイックシュー」「アルカスタイル」

代表的なメーカーがアルカスイス。
このメーカーの雲台との互換性が高い為に「アルカ型クイックシュー」「アルカスタイル」と
呼ばれているのだと思います。


さて、今回検討する自由雲台はそのアルカ型で決める事にしました。
梅本の雲台も検討しましたが、ある機能がありません。なので対象外に。


もちろん最初に調べたのはアルカスイスの雲台。
掲示板でも評判はかなり良い様です。
でも高い。6万円以上します。
これを海外で買うと円高の恩恵もあり、4万円以下で買えます。
掲示板でよく目にするB&Hでの購入が有名ですね♪
それでも高いんですけどね。しかも海外からの個人輸入はちょっと不安。

という事で他を探す事に。
たくさんあるメーカーの中で名前をよく目にするのが「Markins」
アルカスイスを真似て?作っている雲台。
韓国のメーカーです。
評判はかなりよく、アルカスイスに匹敵するとも言われています。

あとは「BENRO」、「PHOTO CLAM」、「Really Right Stuff」、「KIRK」など多数。
どれも評判は良いですね。

これらのメーカーの雲台の大半には先述のカックン防止の機能(フリクションコントロール)があります。
フリクションコントロールによって雲台の動き(自由度)に対して抵抗を付ける事でカックンとレンズ(カメラ)を
倒す事がありません。
YouTubeでupされている動画がこちらになります。
ちなみに動画はMarkinsのM20という雲台が使われています。(現行の型番はQ20)
動きが固そうに感じますが、これも調整出来ます。

これが海外メーカーの自由雲台にしようと思った決め手になりました。
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つづく
by green_cafe0815 | 2010-12-22 22:34 | 石狩